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博士後期課程奨学金

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博士後期課程奨学金

2024年度 博士後期課程給付型奨学金 募集要項

2024年度の募集受付は終了しました。2023年8月31日

2025年度の募集は2024年6月下旬を予定しております。

メールの事前登録で、事業開始時に
「募集案内メール」をお送りします。登録はこちら→

1.奨学金助成の趣旨

大学院博士後期課程に在籍し自然科学系分野を専攻する大学院生(進学・進級予定者を含む)に、研究に専念するための資金を援助することによりわが国の自然科学技術の発展に寄与する研究者の育成を目指します。

2.応募資格・条件

下記項目の全てに該当する者を選考対象とします。

  1.  ① 給付の時期に関東1都6県に所在する大学院博士後期課程の教育研究組織に在籍し(標準修業年限を超えて在籍している学生、休学中の学生を除く)、勉学に専念する(進学・進級予定者を含む)大学院生であること
  2.  ② 応募にあたり学長または研究科長・学府長の推薦を受けることができる者(留学生に関しては、経産省からの外為法に基づく通達により、「安全保障上にかかわる機微技術流出上の問題は無いことを証明する」旨の記述が推薦書にあること)。
  3.  ③ 日本学術振興会(JSPS)特別研究員(DC)、文部科学省科学技術イノベーション創出に向けた大学フェローシップ創設事業採用学生、文部科学省卓越大学院プログラム(WISE)生、博士課程教育リーディングプログラム生、国際卓越大学院教育プログラム(WINGS)生その他の大学および国立研究開発法人の事業により支援を受けている学生でないこと。
    また、所属する企業・団体等から、給与・役員報酬等の安定的な収入を得ていないこと(当財団からの支援中に他からの採択に至った場合は、併用はできずどちらかを辞退いただきます)。アルバイトや応募者が所属する大学でのTA等についてはこの限りではありません(詳細は事務局にご相談ください)。
  4.  ④ 申請書類を自分自身で日本語にて作成し、日本語での面接審査を受けることができること
  5.  ⑤ 国籍・性別・年齢・人種は問いませんが、学位取得後も日本で研究開発を継続し、日本の科学技術に貢献する意思のある者(国費外国人留学生、外国政府派遣留学生は応募できません)。

3.奨学金の金額等

金額 博士後期課程大学院生を対象に月額10万円(年間120万円)
給付期間 4月から3月までの1年間
ただし、毎年の継続審査により最長卒業終年まで給付可能
原則として最大3年間、ただし薬学は4年間)
募集人員 新規は数名程度
条件
  1. 申請者は毎年、当財団の選考審査を受けて受給者として採択される必要があります。
  2. 新規申請と継続申請は、申請用紙の一部が異なります。共に、募集期間内に必ず申請手続きを行って下さい。また、奨学生は原則として次年度7月に開催される成果報告会での発表が義務づけられます。

4.応募方法

奨学金申請書の作成

  1.  1 申請書作成は、「Web申請登録システム」より「申請者マイページ」に登録し、「申請者入力画面」にて作成して下さい。
    1. 新規受給申込者の必要書類
      「申請者基本情報(申請様式1)」、「申請書別紙(申請様式2)」、「推薦書」
      継続受給申込者の必要書類
      「申請者基本情報(申請様式1)」、「中間報告書」、「継続受給推薦書」
  2.  2 申請書の作成にあたってはダウンロードしたWordファイルで作成しPDFに変換しアップロードして下さい。
    Web申請以外は受付けませんので注意して下さい。
    1. (ア)推薦書は研究科長または学府長以上(公印のある方)として下さい。
    2. (イ)留学生に関しては、経産省からの外為法に基づく通達により、
       「安全保障上にかかわる機微技術流出上の問題は無いことを証明する」旨の記述が推薦書にあること。
    3. (ウ)新規・継続とも、推薦書執筆者は指導教官または所属研究科長以上として下さい。
    4. (エ)申請書は日本語で作成して下さい。
  3.  3 提出方法
    1. (ア)「Web申請登録システム」の「申請者マイページ」から提出して下さい。
    2. (イ)押印が必要な書類は、押印後の書類をアップロードして下さい。
    3. (ウ)申請書が提出された後、事務局から受付が完了した旨の電子メールをお送りします。
        改めて書類を郵送する必要はありません。

5.募集期間

2023年7月1日(土)9時 ~ 2023年8月31日(木)正午

6.選考方法

新規申請者

一次選考 当財団の選考委員会による書類審査
二次選考 一次選考通過者のみに当財団の選考委員会による面接審査
日時(予定): 2023年10月19日(木)
(時間は、一次選考通過者に対し別途ご連絡します。)

継続申請者

選考面談 当財団の選考委員会による面談
日時(予定): 2023年10月19日(木)
(時間は、別途申請者に対しご連絡します。)

2024年度奨学金受給者は、選考委員会の内定(2023年10月下旬予定)を受け、理事会で最終決定(2024年3月予定)されます。

7.選考基準

選考基準

選考は財団の選考委員会により下記項目を総合考量し行われます。

研究遂行能力
(研究意欲、研究環境含む)
主体的かつ真摯に勉学に取り組み、自己実現に向けた高い研究意欲を有しているか
学業成績
(学部・修士課程含む)
成績優秀、かつ、広い視野と高い見識を有しているか
将来性・修了後のビジョン 学位取得後、社会で果たす明確なビジョンを有しているか
経済的見地 学業に専念するために真に経済的支援が必要であるか
博士論文・研究テーマ 研究目的の有為性、ならびに研究テーマは独創的であるか
日本の科学技術への貢献 学位取得後も国内に留まり研究開発を継続、日本の科学技術の発展に貢献する意欲があるか
継続支給の優先 博士課程低学年を優先的に配慮する
支援対象者の偏り抑制 特定の大学、専攻分野、指導教官からの推薦者に偏ることがない様に配慮する

面接選考基準(第2次選考)

申請書の内容により、直接応募者からの説明を求める面接を行う場合があります。 「面接選考」を行う場合、第1次書類選考を通過した応募者本人を招き、勉学に対する意欲、将来の国内科学技術新興への意欲や成績等の本人の資質をはじめとし、当財団研究助成の必要性、他団体研究助成金への応募状況・受給の有無、合わせて、研究の独創性・挑戦性、応募者の実質的な役割・研究意欲・主体性など、申請書類だけでは把握が困難な点等を直接応募者に確認することにより、当財団奨学金受給者に相応しいか否かを総合考量し判定します。

8.選考結果(内定)通知

申請者に対し、2023年10月末を目途に選考結果(内定)の通知を行います。推薦者の方には財団からは連絡いたしませんので、必要に応じて申請者から連絡をお願いします。
なお、選考内容に関するお問い合わせには一切お答えできませんのでご了承ください。
受給が内定した方の手続きとして、奨学金振込のための銀行口座(銀行の指定はありません)の連絡書並びに2024年春の進学・進級予定を含めての確認書を提出していただきます。
必要書類は「申請者マイページ」からダウンロードして下さい。
なお、受給者の氏名、所属、研究課題は、当財団の媒体(ホームページ等)にて公表する場合があります。

9.奨学金受給者の義務

  1.  ① 今後一層学業に励み健康に留意し、奨学生に相応しい態度と行動をとって下さい。
  2.  ② 奨学金は学業及び研究遂行、並びに生活費のために使用し、他の目的には使用しないで下さい。
  3.  ③ 奨学金受給決定後に、住所(メールアドレスを含む)、電話等変更や休学、転学、退学等学籍上の異動が生じたときは、速やかに事務局に報告して下さい。
  4.  ④ 2024年度奨学金贈呈式(2024年7月を予定)及び次年度の成果発表会等の奨学生に関係する財団の行事には原則出席いただき、奨学生間及び研究助成対象者との交流を図り意識高揚、親睦に努めて下さい。また、翌年度の成果発表会で研究成果のポスター発表をしていただきます。
  5.  ⑤ 奨学金受給者は、受給対象年度終了時の4月中旬までに「奨学金給付に伴う報告書」(指定様式)を「申請者マイページ」からご提出いただきます。なお、提出いただいた「奨学金給付に伴う報告書」は、当財団の年報などの書籍媒体に掲載する場合があります。ただし、電子データそのものでの開示は致しません。また、学位取得後、学位論文のPDFデータを必ずお送りください。
  6.  ⑥ 2024年度奨学金受給者は、「2025年度贈呈式並びに成果発表会」(2025年7月開催予定)において、研究内容の成果・進捗状況の発表を予定しています。成果発表はポスター発表形式で行い、ポスターの前で一定時間、説明や質疑応答をお願いいたします。5月末までに事務局が指定したフォーマットで作成いただきます。また、作成頂いた内容は当財団の年報等の書籍媒体に掲載します。ただし、電子データそのものでの開示は致しません。
    支給期間の途中で、他の支援採択を受け当財団からの支援辞退に至っても、支援開始年度の成果発表会や年報への記載は行いますので、対応いただきます。
  7.  ⑦ 申請書をはじめ、各種提出書類は全て「申請者マイページ」から提出していただきます。また、各種連絡は全て電子メールで行いますので、特に一斉配信したメールも受信確認できるよう、準備しておいて下さい。上記(1)~(7)の奨学金受給者の義務に著しく違背したときは、奨学金の支給停止、奨学金の一部または全額の返還を求めることがあります。

10.奨学金の支給開始日

支給年度の4月初旬に(4~6月分として30万円)を指定口座に振込み予定です。
以降は、7月初旬、10月初旬および翌年1月初旬の支給日に、当月・次月・次々月の3ヶ月分30万円を順次、指定口座に振込みます。

11.申込書送付先 (ご不明な点は、事務局までお問合せ下さい。)

公益財団法人 双葉電子記念財団 事務局 宛て
〒297-0023 千葉県茂原市千代田町1-4-3 協和ビル3階
TEL : 0475-26-0107
メールでのお問合せはこちらをご利用下さい。

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