公益財団法人 双葉電子記念財団

科学技術の発展および産業の振興に貢献します

公益財団法人 双葉電子記念財団

設立趣旨・目的・概要

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設立趣旨

当財団は、双葉電子工業株式会社を設立した、我が国電子産業の先駆者である初代会長 故 衞藤五郎と前会長 故 細矢禮二が、地域における学術と産業の振興を願って1986(昭和61)年6月に、千葉県教育委員会の認可を受け設立しました。

その趣旨は、地域の発展・振興を図るとともに、千葉県のみならず我が国産業の発展に寄与すると共に、これからの日本を担う青少年に科学する心を持って頂く切っ掛けを支援するというものです。

設立以後、自然科学分野の研究者等に対する学術・研究資金助成、奨学金の給付並びに創造性を育成実践する学校・団体等への支援活動などを続けております。

また、当財団は社会の急激な変化に十分対応した柔軟な事業活動を行うために、全国規模の公益財団法人への移行作業を進めて参りました。

その結果2012年8月1日、主務官庁がこれまでの千葉県教育委員会から内閣府行政局となり、全国の公益財団法人に生まれ変わりました。しかし、その設立趣旨は全く変わりません。

さらに、日本国の自然科学・技術の発展または産業振興において、研究、教育、技術等の面で顕著な功績のあった人または団体を表彰する「顕彰事業」を公益目的事業に追加し、2015年10月20日に内閣府より変更認定を受け、事業内容を拡大いたしました。

今後も自然科学の研究を志す若者、研究者に対する助成活動を通じて、広く社会に貢献することを願うものであります。

公益財団法人双葉電子記念財団 代表理事(理事長)川崎 英治

目的

当財団は、公益財団法人として科学・技術の研究・開発を奨励することにより、産業の振興に寄与することを目的に活動を行っております。具体的には、全国の自然科学・技術の研究者等に対する研究助成事業、自然科学・技術の研究者を志す学徒への奨学金給付事業、自然科学・技術に関する教育及び実践に資する学校・団体の活動への助成を行う青少年創造性開発育成(旧発明振興)事業、並びに自然科学・技術の研究、教育、技術に対する顕彰事業を4本の柱とした活動です。

概要

当財団は、設立目的に沿った以下の事業を主に行っております。

1.博士後期課程奨学金事業

給付の時期に関東1都6県に所在する大学院博士後期課程の教育研究組織に在籍し(標準修業年限を超えて在籍している学生、休学中の学生を除く)、勉学に専念する(進学・進級予定者を含む)大学院生を対象に、自然科学の研究に邁進するための勉学費用の一部を奨学金として支給する。

2.自然科学研究助成事業

日本国内に所在する大学・研究機関の研究者を対象に、科学・技術の基礎研究並びに産業社会の基盤技術に於ける独創的また萌芽的研究テーマの中から、当財団の設立趣旨に沿って選定し、研究助成金の贈呈を行う。

3.青少年創造性開発育成事業

児童生徒の創造性の涵養を目指す活動への支援、自然科学技術等に関する教育及び実践に資する学校・団体へ助成する。

4.顕彰事業

日本国内の自然科学・技術の発展または産業振興において、研究、教育、技術などの面で顕著な功績のあった個人または団体を表彰する。

5.本財団の公益目的を達成するために必要な事業

なお、これらの事業については、事業年度ごとに「助成重点事項」を定めて、理事会・評議員会の審議・承認を経た後に発表しております。

※毎年、奨学金は7月・研究助成は9月に募集を開始する予定ですが、年次によって若干の変更がある場合もあります。

※当財団の研究助成を受けた研究は、その成果報告の概要を当財団発行の「年報」に掲載します。

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